何故こんなに借金したのか
数百万円の借金なんて、普通の人はしないもの。
私も自分がこんなに借金をするなんて思ってもみなかったです。
『なんでこんなに私は借金を増やしちゃったんだろう…』
自分の甘さや衝動性が原因なのは百も承知なので、今回は何にこんなにお金を使ってしまったのか、反省も兼ねて思い返してみました。
※生活費・医療費の借金は、休職後にできた借金であり、傷病手当金が1年以上来なかったから発生したものです。無駄遣いの産物ではないので今回のお話からは除外します。今回は休職前にクレジットカードで作った借金について思い返します。
.
.
.
.
借金の原因:塵も積もれば山となる食費
色々思い返してみるのですが、私は大きな金額を一度に使ったりしてはいないのです。
大きく使ったところで、出張による新幹線代に月0~6万円、ストレス発散の旅行(2回程)に3万円、仕事用のスーツや革靴を買って5万円、くらいのものです。
なら、私は一体何にこんなにお金を使ってしまったのか。
…思い当たるのは『食費』と『食費のせいで足りなくなった生活費』です。
仕事の辛さを紛らわすために、気づいたら家に帰ってから出前で高いお寿司を取ったり、休日は外食や出前を取ったり、いつもより沢山のお菓子や高い食材を買ったりしていました。
1日の食費が1万円近い、なんてことも割とありました。
美味しいものを食べている間は、辛さが紛れていたんですね。
.
.
休職する前は、お腹が空いていなくても夜に衝動的に出前を取って泣きながらご飯を食べる(もしくは稀に全てが面倒になって絶食する)、というのを結構繰り返していました。
運動しても、本を読んでも、ひたすら寝ても、いつもどこかに仕事のことが頭にあり、失敗したことが勝手に頭に浮かんできて辛くなってはまた食べる…という状態でした。
実際、休日でも会社やお取引先から電話やメールが来たりしていたので、気が休まらなかったのです。
仕事上部署違いの同僚の話を聞かなければならないこともあり、早朝に無視できない方から鬱々とした電話が来た時は『辛いのは分かったけど、お願いだからカウンセリングに行ってください…!!』と心から祈ったりしていました。
今思えば、私の方がもっと早くカウンセリングに行くべきでした(笑)
.
.
…話が逸れました(笑)
食事については、こんなに食べ続けてはいけないとも薄々思っていたのですが、辛さを紛らわすのが先で目を逸らし続けてしまいました。
そして、食費のせいで足りなくなった生活費を借金で補い続けた結果が、クレジットカードだけで200万円を超えてしまうほどの今の借金です。
この金額になるまで、本当にあっという間でした。
.
.
.
.
.
.
同じことを繰り返さないために
今後ただ借金を完済するだけでは、また同じような状態に陥り、再度借金をする可能性があります。
二度と同じことを繰り返さないようにするにはどうするべきか、私なりに考えてみました。
色々条件など考えましたが、結論として、
『自分を大切にする』
この一言に尽きるなと思っています。
そもそも私がこんなに食費にお金をつぎ込んでしまったのは、ストレスがあったからです。
非常に強いストレスを受けているにも拘らず、自分に甘えだの仕事の責任だの言って鞭を打ち続けたからこうなってしまいました。
身体に悪い食生活でストレスを紛らわして、また自ら強いストレスを受けに行く…。
最初はたまの贅沢は自分へのご褒美と思っていましたが、結局食事は『大切な健康と引き換えに、酷い状況やストレスから目を逸らし、私はまだ大丈夫、恵まれている方だと思うためのドラッグ』でしかありませんでした。
私はこうなる前に、ストレスの原因から解決していく必要があったのです。
仕事量を変えてもらう、部署異動の相談をする、転職活動をする、自分の考え方を変えていく等、早く気付いて自分のために正しく行動を起こすべきでした。
.
.
また、私の仕事量は、同じ部署の同僚から『とんぼだまさんの仕事だけはやりたくない。一人で全部引き継ぐのは無理』と言われる量でした。(嫌がらせでこの仕事量だったのではなく、退職した人から案件を引き継いだり、会社の方針で新規の案件が一気に増えたりして、気づいたらこうなっていました)
今思えば、健常者に全力で首を横に振られ嫌がられる仕事量を、普通に生活するだけでも気力使いまくりの私がこなそうとしていたのがおかしかったのです。
終電なんて軽くサヨナラほどの残業をしたり、無意識に線路に足が向く前に、もっと周りに相談して、無理しすぎない程度に頑張れる量の仕事にするか、いっそ転職してしまった方が良かったのだと思います。
多少の無茶なら大丈夫でしょ!甘えだ甘え!!なんて自分を雑に扱った結果がこれです。
日付が変わる前に会社を出られることや、休日出勤が無いことに喜んでいる場合ではありませんでした(笑)
.
.
今後は自分の感情に蓋をし過ぎず、自分を責めすぎず(自分に批判的だと人にも批判的になると思うので)、物事をマイナスに捉えすぎず、いい意味でゆるゆるのびのび過ごせる環境を維持できるようにしたいなと思っています。
とても難しいですが、甘やかしではなく自分を本当の意味で大切にしながら、周囲の人とも組織とも良い関係を築いていけるのが理想です。
そうすれば、借金するほど私はものを食べなくて済むと思うのです。
自分にできること、できる量をわきまえつつ、ストレスをためてまた借金をしないように地道に生きていきます。
.
.
.
.
ご来訪ありがとうございます。↓のランキングバナーをクリックして頂くと大変励みになります(^^)
.
.